骨折治療
骨折治療はお任せ下さい。整形外科医の「専門中の専門」!
(約3,500例以上の手術を経験したベテラン専門医が、最良の整復位と機能再建を目指して、最適なインプラントで、強固に固定いたします。)
当院は地域に根ざした中小病院ながら、日本整形外科学会専門医が3名常駐し、大病院と違い全員が多くの経験を積んだベテラン医師です。これまで3,5000件以上の、スタンダードな手術から複雑難渋を極める手術に至るまで、全力でこなしてきた経験を元に、通常の外傷病院より一歩踏み込んだ、より精密で確実な治療をご提供できればと考えております。御挨拶でも述べてきた、整形外科のトーラルケアの中で基軸になるものが骨のケア、特に外傷の治療です。我々にとっては「専門中の専門分野」ということになります。皆様の骨折のイメージはどのようなものでしょうか?骨折は大けがであり侮ってはいけません。治療は受傷から手術までの待機時間がキモとなります。当院では、できれば早期の手術を目指し、術後なるべく筋力低下が起こっていない状態でのリハビリ開始を目指しております。上は鎖骨から、下は足趾まで、徹底的にこだわった骨折の整復と最新インプラントによる強固な内固定を心がけております。骨折治療およびその後のリハビリは、治療経験豊富な当院整形外科専門医・理学療法士にお任せ下さい。
大腿骨近位部骨折は日本国内で年間15万件ほど発生していると言われております。人間の寿命が50歳ほどであった昔には存在しなかった骨粗鬆症が、当たり前の世の中になり、その治療は進歩しているものの、高齢化による足腰の筋力低下で、転倒・骨折のリスクは高まります。2025年には高齢者人口が3,500万人となり、この骨折は今後さらに増加することが予想されています。
脳卒中に次いで寝たきりになる原因第2位であり、早期治療が推奨されております。現在日本では95%以上が手術的に治療されております。また麻酔は日本麻酔科学会専門標榜医が担当し、全身麻酔が可能な全身状態であれば、リスクは伴うものの超高齢者でも治療可能です。当院での最高年齢は102歳であり、介助下杖歩行や車いす移乗が軽介助で可能となり、元気に退院していかれました。
大腿骨近位部骨折は大怪我であり、日本の統計で受傷された患者様の1割は全身状態の不調で2年以内に亡くなられているという重病です。当院では、内科医師と協力の元、早期手術・早期リハビリテーションを心がけ、術後早期骨癒合を目指して超音波治療を導入したり、骨粗鬆症治療も患者様の状態と時期にあったものをコーディネートいたします。多い年では数十例の大腿骨近位部骨折手術を施行しております。どうぞ大腿骨近位部骨折手術は当院にお任せ下さい。
*個人情報保護の観点から、個人が特定できない状態にしたデータの使用に関しましては、患者様より初診時に使用の同意を得ております。
成人ではプレート固定、小児では小侵襲でピンによる固定等を行います。特に若年者や女性の方で傷を気にされる方は、骨折のタイプにもよりますが一度当院へご相談下さい。可能なタイプの骨折であれば、なるべく小皮切での手術を心がけます。術後鎖骨バンドを一定期間行います。気胸等の合併症がなければ1泊2日~2泊3日の入院です。
*個人情報保護の観点から、個人が特定できない状態にしたデータの使用に関しましては、患者様より初診時に使用の同意を得ております。
単純な骨折は髄内釘、粉砕骨折にはプレート固定、もしくは人工骨頭で対応します。
*個人情報保護の観点から、個人が特定できない状態にしたデータの使用に関しましては、患者様より初診時に使用の同意を得ております。
膝関節内の骨折で、脛骨関節面が陥没する骨折です。将来の変形性膝関節症発生のリスクがあるため、当院では関節鏡とレントゲン透視を用いたハイブリッドで、脛骨関節面を正確・確実に整復し、人工骨を充填して再転位を予防した上でプレート固定を併用しております。
*個人情報保護の観点から、個人が特定できない状態にしたデータの使用に関しましては、患者様より初診時に使用の同意を得ております。
部位と形態により硬性コルセットか軟性ダーメンコルセットによる保存的加療を行います。同時に最新の様々な骨粗鬆症治療もご提案します。必要時は脊椎外科指導医を招聘し、短時間でできる低侵襲的手術(Balloon Kypho-Plasty:経皮的椎体形成術)も症例を見極め導入予定です。
*個人情報保護の観点から、個人が特定できない状態にしたデータの使用に関しましては、患者様より初診時に使用の同意を得ております。
ピンとケーブルによるテンションバンドワイヤリング法を行っております。粉砕例にはインプラントを多めに使い強固な固定を目指し、早期リハビリ、正座まで可能な可動域回復を目指します。
*個人情報保護の観点から、個人が特定できない状態にしたデータの使用に関しましては、患者様より初診時に使用の同意を得ております。
プレート、ねじ、ケーブル、糸付きアンカーなどを多用して解剖学的に正しい状態の骨折整復を心がけています。内側靱帯損傷は術後固定で経過観察となる場合が多いですが、当院では断裂していると判断した場合は、そちらも丁寧に解剖学的に修復します。術翌日から松葉杖歩行訓練、2週間のギプス固定、その後の可動域訓練開始、4週間目から部分荷重歩行、6週目には全荷重歩行を目指します。
*個人情報保護の観点から、個人が特定できない状態にしたデータの使用に関しましては、患者様より初診時に使用の同意を得ております。
プレート固定を行い、術後2週だけギプスシーネを行います。手周辺の関節は緻密に動くため、粉砕例には人工骨なども用いて丁寧な整復を心がけています。必要時は創外固定も併用いたします。2週より可動域訓練、4週より重量物を持つことが可能です。尺骨遠位端の骨折も伴う場合は、通常、経過観察とされる場合が多いですが、術後成績に影響がでるため、当院では尺骨も丁寧に修復・内固定いたします。
*個人情報保護の観点から、個人が特定できない状態にしたデータの使用に関しましては、患者様より初診時に使用の同意を得ております。
術翌日より専任の理学療法士がつきリハビリを開始します。手術まで待機がある場合は術前に受傷部以外のリハビリを開始し、安静による廃用が起こらないように対応していきます。整形外科専門医と経験豊富な理学療法士が情報を共有して協力して機能回復に努めてまいります。若年者、スポーツ選手、高齢者まで、患者様のライフスタイルにあった社会復帰を、担当理学療法士がサポートします。